こんな夢を見た。ゾンビに襲われる夢だ。ゾンビに噛み付かれる夢だ。ゾンビに押し倒される夢だ。ゾンビ三昧だ。まさか、ゾンビが夢に出てくるとは…。それほどに今作『バイオハザードRE:2』のゾンビは恐ろしい、手強いということなのだろう。HARDCOREのせいもあるかもしれない。久々にTPSをやったせいかもしれない。長らくホラーに関わっていなかったからかもしれない。それにしても、夢にまで出てくるとは。バイオにおいては雑魚の代名詞だったゾンビ君が、ここまで昇格するなんて。ゾンビ、なんて軽々しく呼んでられないな。呼び方を変えよう。そうだ、今日から君たちは“ゾンヴィ”と呼ぶことにしよう。少しだけおしゃれになった気がするだろう?今の君たちにピッタリだ。ゾンヴィ!ゾンヴィ!!ゾンヴィ!!!
レオンは大工になることにした。拳銃一本で世界を守ることなんてできない。腐った脳みそにいくら鉛玉をぶち込もうとも意味がないのだ。そこは罪を犯す者も罰を受ける者もいない無法地帯だからだ。法は、守ろうという意思のある者のみにしか効力をもたらさないのだ。それに気づいたレオンは大工になることにした。拳銃を金槌代わりに使ったのだろうか。なんて早業だ。さすがレオン。こんな一瞬でバリケードをこさえてしまうなんて。君はやっぱり大工に向いているよ。警察署中の窓という窓を塞いで立て籠もろう。大工編の始まりだ。
ああああああっ!!!ゾンビの華麗なる連携攻撃でまたYOU ARE DEADだ。タイプライターでセーブしたところからやり直してね♪shit!分かってる、きっともっと効率の良い攻略方法があるはず。ハンドガンを倒れているゾンビに撃っても効果が少ない。倒れるまでに10発、仕留めるまでに10発、計20発はかかる。ありえない。ゾンビ体力多くないか。今回のレオンは顔だけでなく行動も優男になっちゃてるから、倒れたゾンビを踏みつけることもしない。ゾンビに噛み付かれてもやさしく振り払うだけ!なんてことだ。近年の草食化の影響をレオンまで受けてしまったということなのか?そういえば、今作の設定ではヤケ酒で遅刻したわけではないようだし…。せめて最初のCAUTIONくらいは腹を押さえないでくれるかな?というか、体力ゲージが三段階しかないから、3回ゾンビに噛み付かれたら死ぬんだよね(1回でDANGERになることも)。レベッカ並みじゃん。
未だショットガン手に入らず。私はショットガンでゾンビの頭を吹き飛ばすことを生きがいにしている。そのためにバイオをプレイしているのだ。早くしないと禁断症状が出てしまう。ハンドガンでゾンビの額を撃ち抜くことは実に難しい。頭が左右にふらふらとあっちこっちに揺れるからかなりの難易度を誇る。照準なかなか定まらないし、なんだかワンテンポ遅れて弾が出るような気がするし。もしかしてゲームが進歩したことによってトリガーを引いてから弾が飛んでいくまでにラグを作り出してしまったんじゃないのか?ハンドガンはおまけのようなものだと思っておこう。ゾンビにすら苦戦する。だから、一刻も早くショットガンが要る。早く吹き飛ばしたい。
オリジナルを踏襲しているようだ。トランプマークを模した形の鍵を発見した。スペードの鍵だ。ということはあと3つも鍵がどこかにあるということである。先が長い。研究所までの道のりを思うと眩暈がしてくる。本当にクリアできるのだろうか。今作は救済措置など残されていないように見受けられる。弾を使い切って先に進めなくなったら、セーブ地点からやり直してね。わかっている。バイオはずっとそうだった。特にラスボス時点で弾が残っていないと、どうあがいてもクリアは不可能なのだ。節約しなければならないか。しかし、レオンは急いで走ることはない。ゾンビから逃げているときものんびり小走りする。弾の節約か、命の節約か。悩ましいところだ。
警察署内をうろうろし、ようやくショットガンをゲット。ふふふ、これで勝てる。ゾンビなんかイチコロよ!試し撃ちしてみるか。そうだ、マービンがいいんじゃないか?いずれゾンビになるのは分かっているし、今のうちに頭を吹き飛ばしておくのが正解だろう。それに、これ以上苦しまなくて済むしね。介錯にはアメリカらしくショットガンを使おう。ホールに戻ると、マービンはレオンの殺意を察知したのか、話を逸らそうとしてきた。何やらパソコンのモニターに生存者が映っているようだ。クレアじゃないか!生きていたのか。助けに行けと命令してくるマービン。確かに、ここでショットガンを無駄撃ちしてしまうよりクレアの救助を優先するべきだろう。ふっ、命拾いしたなぁ、マービン先輩ぃ。
警察署2階の東側に向かうと、ヘリコプターが突っ込んできた。これはあれの前兆じゃないか!あれがやってくるぞ。ついに…来るのか。ゾンビにすら苦戦するこの状況で、あれを倒せるのだろうか。外に出ると、ムービーの始まり。クレアが超嬉しそうにレオンに声をかけてくる。こんなゾンビだらけの場所で、生者に会うのは嬉しいだろう。それは分かる。でも、このクレア、雌の顔してやがる。大学生感まるだしじゃないか!19歳だと思えば違和感はない。しかし、クレアだと思うと違和感しかない。目が不自然にでかすぎるんだよね。もうちょっと落ち着いた化粧っけのない顔で良かったと思うよ、儂は。再会したのはいいものの、鍵がないため開けられない。こんなに近いのに、でも、とっても遠いね、レオン。そんな目でクレアは見てくる。クリスのことを尋ねるレオンだが、クレアは兄の事なんか忘れていたようにさえ感じた。あのブラコンが?世界でトップクラスのブラコンであるクレアが?こんな優男ver.レオンに絆されてしまっているのか?
再会を喜ぶのもつかの間、サイレン?の音にゾンビが集まってきたようだ。クレアに逃げろと叫ぶレオン。名残惜しそうに見つめるクレアは死亡フラグセリフを言い放つ!大丈夫なのかこれ。ぞろぞろとゾンビが群がってきている。慌ててマービンに連絡するレオン。しかし、応答がない!だから言ったのに!やっぱり、早く頭を吹き飛ばすべきだった!後悔するレオン。まあいい、ようやくショットガンの出番だ。とりあえずホールまで戻るか。わらわらと寄ってくるゾンビ。ほーら、よしよし、いい子だねえ。もっと集まって集まって~。まとめて吹き飛ばしてあげるから。よし、ここだ!ズドーン!え?あれ?頭が吹き飛ばないんですけど!というか範囲狭っ!後ろのゾンビに全然当たってないし。仕方ない、距離を取るか。ああ!壁じゃん!後ろ壁じゃん!ああ、もう弾ないし。また玉無しになってしまったよ!うわああああああああああっ!
→NEXT 『バイオ RE:2』Zver.プレイレポート③~HARDCOREの正体、Gにありき~
←PREVIOUS 『バイオ RE:2』Zver.プレイレポート①~ラクーンシティの洗礼~