『バイオ RE:2』Zver.プレイレポート⑫~レオンはわしが育てた by ラクーンシティ~

Zバージョンにつき、グロテスク画像に注意!責任は負い兼ねます。

biohazardre2プレイレポート12

『バイオハザードRE:2』の遊び(play)・祈る(pray)レポートはまだ終わりそうにない。しかし、書かねばなるまい。目玉が飛び出そうになるほどの頭痛に襲われている。手足がだるく鉛を括り付けられているかのようだ。おまけに、体中が痒い。いくら掻いても掻いても治まりそうにない。正常に思考できていないことは自覚できている。それだけで十分だ。さて、早く書かねばなるまい。さっさと掻かねばなるまい…。
DANGERクレア

DANGERクレア

「さあて始まりました!クレア編2nd!おおっとぉ!?さっそくDANGERです。さっそくDANGERになっているぅ!一体このプレイヤーはレオン編で何を学んだんでしょうかね?もはや様式美!DANGERの申し子、と言っても過言ではないでしょう。ああっと!やり直した!最初からやり直した!今のプレイをなかったことにする気です。おお!?それどころか、PS4の電源を落としました!終了~!試合しゅ~りょ~です!!実に早い決着。一体誰がこのような結末を予期していたでしょうか!このまま引き下がるのか?このプレイヤーは何をやっているんだ?ああっと、ベッドに潜り込んだ!これは不貞寝です。ほんと、何がしたいのでしょう。まったくもってさっぱりです。どう思いますか?クリスさん?」

大型拳銃扱いにくい…

「ダメだな。全然なってない。俺の妹がゾンビごときに苦戦するわけないだろう。本当はフックとストレートでゾンビくらい粉々にできるのを、ゲームの趣旨に合わせて手を抜いてやっているんだ。そうでないとレオンの立つ瀬がないからな。ちなみに俺は息を吹きかけるだけで粉々にできる」「な、なるほど、そうなんですね。ということは、ですよ。彼女はあえてプレイヤーの力量に見合うように、やられたふりをしているということなんですね?」「そうだ。クレアにとって、銃は邪魔な足枷でしかない。本気で扱うと銃身が曲がってしまうからな。それに、クレアは演技派なんだ。ちなみに俺の演技はアカデミー賞級だ」「ほほう、なるほど。さすがですね~。…ってことは、レオンさんは演技ではなかったということなんですね?」「そうなんだ。今や俺と肩を並べるほどのナイスガイだが、当時はまだ貧弱だった。エイダがいなければ死んでた場面もあったことから分かるようにな。ちなみに俺は生まれた瞬間からケルベロスくらいは手懐けていた」

クレア編難しい

「あっとぉ!?突如プレイヤー起き上がりました!なんとゾンビの物真似をしている模様!さらには呻き声まで上げています。頭がおかしくなったのでしょうか!?ゾンビのごとく手を前に伸ばしたままPS4のコントローラーをつかんだ!再開する気みたいですね~。なにかぼそぼそ言ってます。なんでしょう?音量を上げてみましょう!」 う゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ ~、お゛、俺も食べたい。食べたいよ゛ぉ ~クレアの首筋に齧り付きたいよ゛ぉ ~! 「ああ!ダメですね!これはダメです!放送中止!CMCMCMに切り替えてっ!!」 慌ただしげな音。雑音。そして、静寂。この一人の男の死は、闇に葬られることになった。クリスの怒りに触れたからである。軽い気持ちで『バイオハザードRE:2』をプレイしてはならない。おざなりにプレイすれば、まさにYOU ARE DEADとなるだろう。この惨劇に喰われるな!

「クレアたん、待っててネ…」

クレア編2ndは本当に難しい。レオンと金網越しに出会ったところからスタートなせいで、いきなりゾンビが溢れている。扉の前で待ち伏せにされてたゾンビによって、早くもDANGERになったんだけど。誰がもっと楽にプレイできるだろう、だよ。はあ。なんとか中央ホールまでたどり着くと、ついうっかりパソコンモニター見てしまう。見なけりゃよかった…。なんと、タイラントがカメラ目線でウインクしてきたのである。「キモ過ぎて吐きそうになった」(クレア談)。私もそう思う。クレアに色目使うなんて100万年早いわ。というか、こんな序盤からタイラントに追いかけられるの?厳しくない?なにより面倒なんですけど。クレアだからやる気出しちゃったのかな、タイラント氏。確かにケツ顎の男を追いかけるより、はるかに楽しいだろうけど…。おかげで、タイラントがただのストーカーにしか見えなくなったよ。

ストーカーにしか見えない

謎解きもレオンと違っているらしく、3つのメダルを集めるのにも骨が折れる。案の定、タイラントは追いかけてくるし。ゾンビがレオン編より大量にいる気がするし。でも、レオン編よりは楽になってきた気がする。おおよその目的が分かっていると、「バイオらしく」なることに気づいたからである。ああ、やっぱりこれバイオハザードだ。ラジコン時代のバイオをグラフィック良くして、TPSにしただけだ。究極的にオリジナルプレイヤー向けだ、これ。なるほど、そういうことか。バイオRE:2の楽しみ方を間違えていたようだ。ようやく合点がいった。昔のバイオをTPSにしただけ、と考えれば実にしっくりくる。体術ができないのも、派手さに欠けるのも、なるほど、そういうことか。クレア編2ndにして、ようやく気付けた。

リッカーとお揃いの赤

むしろ、初めてプレイするバイオがこのRE:2の人はどう楽しんでいるのか気になる。これ面白いですか?と訊いてみたくなる。バイオとしての評価なら満点だけど、ゲームとしての評価はどうなんだろう。初見プレイヤーの感想こそが、このゲームがどういうものなのかを端的に表していると思う。私はバイオシリーズはほとんどプレイしているし、ラジコン操作バイオに馴染んでいる人間なので、たぶんRE:2を贔屓目なしに評価することはできない。何より、レオンとクレアの存在自体が卑怯なレベル。わざわざ否定する気にもなれない。この時代に本来のバイオっぽさを出せるのはすごいと思う。最近(もう10年前か…)のバイオ(5や6)に慣れていると違和感しかないけれど。いやあ、気づけて良かった。レオン編だけだったら気づいていなかったかも。RE:2の比較対象は、4・5・6ではなく0・1・2・3・CVだ。そうと分かれば、楽しみ方が変わってくる。

冷凍弾も欲しかった…

警察署でグレネードランチャーとサブマシンガンゲット。レオン編とは違い弾薬と回復薬が潤ってきた。インクリボンも余ってきたし。余裕がある。主に精神的に。しかし、タイラントがしつこすぎて何度かYOU ARE DEADになってしまった。この時点のタイラントはロケットランチャーでも倒せないのだろうか。だが、偶然にも、タイラントに追われる中で面白い発見をした。タイラントに時間をロスさせられることなくスルー出来るちょっと面白い方法だ。なんと、扉をわずかに開いて、その前に立っておけば、タイラントが扉を開けられなくなるのである。扉の前で右往左往するタイラントを眺めて楽しむこともできるナイスな技だ。行きたい方向と逆側にタイラントが行ってしまったら、その隙に扉を開けて出れば、タイラントを引き付けつつ逃げることもできる。距離が開きすぎるとタイラントは突然現れてくるので、一定の距離を付いてこさせれば、それはもう足音がうるさく顔のデカいただの従者である。アイテム回収ルートを把握しておけば、詰まることもないと思う。ぜひ試してみてほしい。(まあ、多くの人が気付いているかもしれないけれど)

ケツ顎はチャーミングポイント…?

クレアを操作していると、レオンがカッコよく見える現象に名前を付けよう。レオン編で散々いじりまくっていたのに、クレア視点だとただのイケメンにしか見えない。これはいったい何なのだろう。クレアが嬉しそうに声をかける訳だ。納得がいった。視点によって変わるのだから、そこには見る者の主観が大いに影響しているだろうことは予想できる。クレア以外の人物から見ればまた違って見えるはず。例えば、かつて、極限の疲労で満身創痍状態だった航海士は、ジュゴンが人魚に見えたらしい。また、退屈すぎて死にそうだった古代人は、夜空に見える星を無理やりつなぎ合わせて、なんらかの形を見出していたらしい。またあるいは、ラクーンシティ郊外の洋館では、Tウイルスの影響で、友人がおいしそうなウインナーに見えたためにうっかり食べてしまった人もいるらしい。これらから鑑みるに、レオンをイケメンにさせるのは、ラクーンシティという特殊な状況に他ならないことが分かる。吊り橋効果というやつだ。

RE:2のレオンはかっこいいのか

レオンを操作する場合は、レオンを直接プレイヤーが見る。しかし、クレア操作の場合、プレイヤーはクレアを通してレオンという存在を見る。その違いがやはり大きいのだろう。男から見た男と女から見た男では、同じ人物でもかなりの差異が生まれることがある。正直、アイドル系の男を男が見ても、何のカッコよさも感じない。むしろ、気持ち悪く見えることのほうが多い。しかし、女性が見たときは、そうではないらしく、かなりの人気を誇っていることも珍しくない。そして、今回のレオン。ケツ顎ではあるが、欧米人ではよく見かける特徴だし、21歳の新人警察官という年齢と職業に見合った正義感のある優男になっている。このレオンを、ゾンビや怪物がひしめく危機的な状況で、クレアと言えども「19歳の女子大生」が見れば、どうなるだろうか。そう、当然、カッコよく見えない訳がないのである。自然の理というやつだ。

「レオンはわしが育てた by ラクーンシティ」効果

さらに言えば、レオンは話が進むにつれて、ラクーンシティという極限状況を生き抜く中で、身も心も確実にイケメンになっていく。初期状態では頼りない新人警官だが、吊り橋効果なぞに頼らずとも、19歳の女子大生が見なくとも、レオンはカッコよくなるのである。そして、レオンと言えば、バイオハザード4のイメージが強い。4のレオン=レオンということになっている人がほとんどであろう。RE:2のレオンも後半にカッコよくなるが、4のレオンに比べれば、まだまだといったところ。すなわち、レオンは比較対象が悪すぎるということである。プレイヤーは当然、4や6のレオンを知っているので、RE:2のレオンがカッコよく見える訳がないのである。となると、クレア操作の場合に、レオンがカッコよく見えるのはやはり、「吊り橋効果」&「19歳の女子大生効果」のおかげということである。これに名前を付けるなら、『「レオンはわしが育てた by ラクーンシティ」効果』が適切であろう。よし、今度からこう呼ぶことにしょう。決定!

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