DS版『ドラクエ5』感想~はぐれメタルを仲間に、凶悪なすごろく、その他やりこんだ記録~

ドラゴンクエスト5やりこみ感想評価レビュー

DS版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をそこそこやりこんだので感想です。
HD-2D版ドラクエ3があまりにもひどい出来だったので、感情の行き場がなく収まりが付かずお口直しに始めました。レベル上げやモンスターを仲間にするために連戦していると、これぞドラクエだという安心感を味わえつつ、まるで瞑想をしているような気分になります。やはりプレイするだけで心の安寧をもたらしてくれるのが真のドラクエなのです。ドラクエ5のおかげで久しぶりに思い出すことができました。

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はぐれメタルを仲間に

ドラクエ5は、SFC版、PS2版をプレイしたことがありますが、いずれもはぐれメタルを仲間にできたことはなく、そもそも倒しにくいのに仲間になる訳ないだろと最初から諦めていました。しかし、はぐれメタルを仲間にするのは全ドラクエ5プレイヤーの夢。種集めの苦行すらこなすことができるようになった今、クソな経験を味わいまくった今なら、ただ繰り返すだけでいずれ叶う目標など容易いほうだろ。と考え挑戦してみることに。

幸い、DS版のクリア後のデータが残っていたので、それを活用。一番仲間にしやすいとされるグランバニアへの洞窟で粘ることおよそ2ヶ月。ようやくはぐれメタルを仲間にできました。

『ドラクエ5』はぐれメタルを仲間にした瞬間

はぐれメタルを仲間にした瞬間

これは嬉しい。
「なかまに なりたそうに こちらをみている!」
実に良い響きです。

はぐれメタルデータ

倒した匹数は550。最後に倒さないといけない&複数匹倒してもチャンスは1回。なので実質、有効試行回数は300回ほどかな。1/256の確率ですからちょっと運が悪かったくらいで済んで良かったです。
良いですねこのフォルム。高揚感を無条件で掻き立てる最高のデザイン。
よしこれでドラクエ5はやりこんだと言えるでしょう。悲願達成!

冒頭にも書きましたが、ただひたすらに同じ動作を繰り返すのは、もはや瞑想あるいは座禅に近いです。俗世間から距離を置き、世情から解き放たれ、時間の概念すらも超越し、一心不乱にただボタンを押し続ける。その中でも常に最適解な動きを模索し、洗練させ、精神を研ぎ澄ませる。そこにあるのは、はぐれメタルを仲間にしたいという欲求だけでしょうか?いやそれは違う。確実に別の何か、高尚ささえ感じそうな、自分とは異なる一段階上の存在と一体になっているような、そんな不思議な感覚を味わいながらプレイしていました。これぞドラクエの醍醐味かもしれません。

はぐれメタルを仲間にして喜んでいたのも束の間、せっかくならレベルを上限まで上げてみるかと思い立ったが故に、5強なるものの存在を知ることに…。

仲間モンスター5強

非常に仲間になりにくいモンスターをまとめて、5強と言うらしいです。
はぐれメタル、ヘルバトラー、キラーマシン、メガザルロック、メタルスライムの5匹。

PS2版以降に追加されたメタルスライムを含めた仲間になりにくいモンスターをそんな呼び方してるとは知りませんでした。幼少期の頃やっていたゲームについてあまり調べることがなかったので新たな発見がありますね。DS版の価値はデボラだけかと。キラーマシン、ヘルバトラーは仲間になりにくいことは知っていましたが、メガザルロックはなんでここに入っているんでしょうか笑。

はぐれメタルを仲間にする前に、ヘルバトラー、キラーマシンは仲間にしてあったので、幸い残るは2体だけでした。ちょっと昔の自分を褒めてあげるか。これも実はめちゃくちゃ時間かかったのですがね。

運よくメタルスライムは30体ほどで仲間に

運よくメタルスライムは30体ほどで仲間に

メガザルロックも仲間に

メガザルロックもさほど苦戦せず仲間に

これで5強達成しました。残りの2体ははぐれメタルほど苦戦はなかったですし、運が良かったと喜ぶことにします。私は1/2を外し続ける人間なので基本的に運が悪いです。おそらく人生とは関係ないどうでもいい所で、こんな風に運を使ってしまっているからなんでしょうね。はあ。

と、ここで思い出します。そういうば隠しすごろく場クリアしてない…。確かエスタークが仲間になるって聞いたけど…。

最凶最悪のすごろく場

HD-2D版ドラクエ3に文句を言いまくった後なので、あまり言いたくないんですけど、これ考えた奴イカれてるだろ!まさかリメイク3が発売されるよりも前にこんな狂ったコンテンツがあるなんて!クリア後のおまけ要素だから許されているんでしょうけど、これはひどい。凄まじくひどい。昔の良かった(はずの)時代のドラクエにこんなものが紛れ込んでいたなんて!なるほど、この時点で片鱗は見せていた訳か。時が経ち、このすごろくを考えた奴がメイン指揮を執ったことによって生まれたのが、今回のリメイク3なのではないか?絶対そう。この意地の悪さ、性格の狂いっぷりが余すことなく感じ取れる、プレイヤーをイライラさせることに特化した極めてクソまみれな様相は非常に似ています。もし違う人物だとしたら、こういう人間がいっぱいるんでしょうね、この日本には。そりゃ衰退する訳だ。

やりこむプレイヤーほど不快な思いをするコンテンツに未来はない!断言できます。というか実際、最近他のジャンルのゲームでも調子に乗り過ぎた報いを受けているものがたくさんありますよね、どのタイトルとは言いませんが。日本衰退の原因・要因はこういった部分にも顕著に表れてるのですが、多くの人はそれらを結び付けて考えることができません。日本がオワコンとなっているのは、確実に「底意地の悪い人間」が増えすぎたせいです。馬鹿を擁護しても何にもならないどころか、自分が損するだけなのになぜそれに気づかないのか。誰かが言っていたように、肉屋を応援する豚になってるぞ!ということで私は今後も「底意地の悪い人間および、その人間が関わった明らかに不適切で不快で意地汚さ感じるコンテンツ」を徹底的に糾弾していきます。

この隠しすごろく場のクリアは、はぐれメタルを仲間にするのとは全く別次元の労力がかかりました。あちらは落ち着いたプレイができましたが、こちらのすごろくは神経疑うような意地の悪さに常に阻まれながらのプレイだったわけですから、その疲労感とイライラは計り知れません。リメイク3に対する留飲を下げるために始めたのにこれでは本末転倒じゃないか!おかけでドラクエに著しく興味を失いました。なんでわざわざお金と時間かけてプレイしてあげたんだろう。

まあ結局意地でクリアしたんですけどね。

プチタークに罪はない。罪はないが…。

プチタークに罪はない。罪はないが…。

ついでにプオーンも仲間に。

プオーンは別にいらん

プオーンは役に立たない

プチタークを仲間にしないと仲間にならない割には能力的にまるで魅力がありません。こういうの嫌いです。全モンスターに何らかの活躍の機会を与えてほしい。もちろん、優劣の差はあったとしても。誰も使わない(どう考えても使い途が無い)モンスターがいるくらいなら初めから仲間にできないようにするべきだと思いますね。

それでもまだやりこんでいく…

5強を仲間にし、隠しすごろくもクリアし、ここまでやればドラクエ5は確実にやりこんだと言えます。しかし、私はなぜかそれでも続けてプレイしていました。そう、すごろくで味わった不快な思いのまま、後味の悪いまま、ドラクエから離れたくなかったからです。まるでDVを受けているような心情ではありませんか笑。最近出たリメイク3なんかはどうでもいいですが、色々思い入れのある5はやはり有終の美を飾ってほしいという思いがありましたからね。

ということで、まずカジノでメタルキングの剣とグリンガムの鞭をゲット。

ドラクエ5のカジノは比較的当たりやすいほうらしい

次に、メタルキングよろいをゲット。あのすごろく場で拾えるらしいのですが、2度と挑戦したくなかったので、ドロップで狙いました。1/256の確率ではぐれメタルを仲間にするのと同じらしいですが、メタルドラゴンはよく出現するおかげか、そんなに苦労した感じはなかったです。

あのすごろく場に比べるとすべてが楽に感じる

あのすごろく場に比べるとすべてが楽に感じる

メタルキングよろいを狙っている最中に、キラーマシン(2匹目)が仲間に。1/1024の確率らしいです。マジかよ…。

ロビン以外のキラーマシンがいたのか!

ロビン以外のキラーマシンがいたのか!

そして、種集めして、はぐりんをドーピング。キレイに5の倍数で揃えました。完成です。

はぐりんをメタル装備で統一

はぐりんはいいぞ

はぐりんはいいぞ

ドラクエ5の種集めはキツいですね。盗賊がいないからある程度予想は付いていましたが、正気の沙汰ではありません。少なくとも現代にやることではないでしょう。種は集める量にもよりますが、5のキツさ度合いはこんな感じですね。

隠しすごろく場>>>>>>種集め>>>はぐれメタル(その他仲間になりにくいモンスター)

まあ、最凶のすごろく場すら人によっては大して苦労せずにクリアしてるっぽいですからね…。たぶんそういう人とは仲良くなれないだろうな。運がよく要領もよい人間嫌いなんですよ笑

さらにプチタークもMAXにしていくぅ!

これはもはや老後の趣味レベル

これはもはや老後の趣味レベル

よし、これで正真正銘ドラクエ5をやりこんだと言えるでしょう。
ドラクエに対する良くない感情も多少払拭できました。

満足。終わり!


以上、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(DS版)の感想でした。

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