感想&評価『お姉チャンバラZ2 ~カオス~』をレビュー~爽快なアクションが楽しい~

お姉チャンバラZ2 ~カオス~タイトル
『お姉チャンバラZ2 ~カオス~』(PS4)のプラチナトロフィーを取得したので、レビューします。
スタイリッシュなアクションとコミカルなキャラクターのおかげで楽しくプレイできました。

ストーリーの短さとグラフィックの粗さに残念さはありますが、手軽なアクションを求めるなら最高の選択肢の一つになること間違いなしです。

プレイ時間:30時間

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スピーディーで爽快なアクションが楽しい

血まみれアクション

難しいコマンドを要求しない軽快なアクション。
「チェイス」で一気に距離を詰め、攻撃ボタンを連打するだけで、ゾンビをばっさばっさ切り刻めます
行動後の硬直がほぼないのでストレスは一切感じません。

キャラごとに武器の種類が異なり、アクションに変化を付けられます。
4人連続で連携攻撃を決められるので、無限にコンボをつなげることも可能。

ゾンビが欠損したり画面が血だらけになったり、けっこうグロテスクなことに抵抗がなければ誰でも楽しめるでしょう(CERO:Z)。
頭を空っぽにして楽しめます。

セクシーでコミカルなキャラクター

キャラが魅力的。姉妹×2(左から、神楽・沙亜也、咲・彩)
4人で連携できる

姉二人は、ほぼ裸のような衣装で暴れまわりますが、そのキャラクター性のおかげか、いやらしさは感じません。

アクションひとつひとつがカッコいいからかもですね。
ボス戦で入るQTEの演出は特に好き。

良いQTEと悪いQTEがありますが、今作は前者。
タッチパッドを軽くスライドするだけですし、GAMEOVERの原因となるものではありませんから。
まあ、必要か不要かと言われれば、間違いなく要りませんが…。
(PS4初期のゲームのため、なんとかコントローラーの機能を使おうとしたと思われます)




変身できるのがグッとくる

神楽デアドライブ状態
咲忘我状態

変身は、ヒーロー(ヒロイン)アクションものでは必須の要素だと思っています

正直、デザインは「ださカッコいい」といったところ。
でも、大好きです。
ジャンプで連載されていた『クレイモア』が好きな私は、非常にテンションが上がりました。

ドラゴンボールのスーパーサイヤ人を筆頭に、姿が変わるというのは定番ですよね。
普段とのギャップが大きければなおさらカッコよく見えます。

しかし、彩と咲の忘我状態はともかく、神楽と沙亜也のデアドライブはどうにかならなかったのでしょうか。
というのが大半の意見かと思われます。
ゆえに、裏をかいたのかもしれませんね。
だってあんなデザイン普通思いつかないでしょ…。沙亜也とか特に

軽快なBGM

このゲームにピッタリの音楽が流れます。
アクションのスピーディーさに拍車をかけるようなテンションの上がる曲ばかり。
BGMの重要性を再確認できました。


ストーリーはあってないようなもの

アメコミチック

お姉チャンバラシリーズは今作が初めてなので、ストーリーについてはまったくわかりませんでした。
補足説明もないし、だからと言って知りたくなるような内容でもないし。

このゲームに秀逸なシナリオを求めるのはお門違いだろうし、これでOKでしょう。
アメコミ風の演出で話が展開していくのは斬新で面白かったですけどね。(手抜きとも言う




ほどよい高揚感に包まれる

コスチュームチェンジ

アクションのおかげかキャラクターのおかげかBGMのおかげか、終始、ほどよい高揚感に包まれたままプレイできました
「ああ、ゲームやってるな」といった感じ。

たぶん、わざわざ粗探ししたりや欠点に目を向けたりする必要性が皆無だったからでしょうね。

年を取っていく中でいろんなゲームを経験していると、つい過去の名作と比較してしまいがち。楽しもうという気持ちを忘れ、何のためにゲームをしているのかわからなくなることってありますよね。

その点、この『お姉チャンバラZ2 ~カオス~』は、そもそも比較対象ですらなかった訳です。何かと比べようという気さえ起こらなかったのがよかったのでしょう。

そこにあるものをただそういうふうに受け入れる。
久しぶりに、気づいたらハマっていたという懐かしい感じを味わえました。

可能性は無限大

惜しむらくはこのグラフィックで続編が出ないことですね。
もったいない気がします。いくらでも面白いゲームに化けられそうなのに…。

と思っていたのは3日前まで。

2019年発売予定の新作にはあまり興味がなかったのですが、案外このデザインもいいんじゃないか?と思えてきました。
アクションの爽快感が失われていなければ十分面白いはずですし。
ストーリーをしっかりさせてコスチュームを増やすだけでも名作になると思います

『お姉チャンバラ ORIGIN』のレビュー




まとめ:続編が出たら買おうと思うくらいには好き

神楽&彩

実に満足。
複雑なコマンド操作を要求しないし、ストレスフリーにアクションできる。それだけで満足です。(一部ミッションやカメラワークはご愛敬)
キャラクターも4人とも個性があって、動かしていて楽しかったですしね。

沙亜也&咲

気軽にアクション出来るという点では、トップクラスにうってつけのゲームだと思います。
なんだか無性にゾンビを切り刻みたくなってきた!という方に特におすすめ。
そうでなくても楽しいアクションですので、プレイする価値は十分あるでしょう。


以上、『お姉チャンバラZ2 ~カオス~』のレビューでした。


次回作『お姉チャンバラ ORIGIN』のレビューはこちら

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