ポーランド発のサバイバルホラー『Darkwood』(PS4)をレビューします。
2D見下ろし型の不気味で泥臭い非常に難易度の高いゲームです。
容赦ないダークでホラーな世界観と、アイテムをクラフトするサバイバル要素が高いレベルで融合した、
全ホラゲファンにおすすめしたい名作。
Steam/PS4/Switchでプレイできます。
プレイ時間:35時間ほど
※追記:プラチナトロフィーを取得したので最後に紹介(ネタバレ注意)
『Darkwood』の概要と紹介
暗く不気味な森に蠢く影。暗闇から聞こえる不審な物音。そして襲いくる“忌まわしきもの”。
夜が深まるにつれ、現実と悪夢の境界は曖昧になっていく……。
引用:公式サイト
『Darkwood』は、ポーランドのAcid Wizard Studioというデベロッパー制作(大学生3人らしい)のゲームで、2014年にSteamでアーリーアクセスできていたものが(正式リリースは2017年)、
2021年9月になってようやく日本語化されPS4とSwitchに発売されました。
(なぜか日本一ソフトウェアからの発売。非常に珍しい気がします)
このジャケットに興味を惹かれた方ならプレイしてみる価値は間違いなくあります。
私も「お、なんだろうこのゲーム」とメインビジュアルで非常に興味が湧いたので、同じ感性のホラー好きの方なら楽しめるはず。
逆に、「うーん、気持ち悪いなあ」という感想だけの方は向いてないかもしれません。
THE・サバイバルホラーという感じで、とにかくやりごたえがある難易度高めのゲームとなっています。
まさにDark!な森からの脱出を目指す
暗く不気味な森に彷徨い込んだ主人公。
物資を集め道具や武器を作り身を守り、怪物が蠢く森を生き抜きます。
森の住人の依頼をこなすと、ストーリーが進行。
少しずつ脱出方法を模索していきます。
昼と夜で別れるゲームパート
昼は、森を探索しながら物資を集め、アイテムをクラフト。
襲ってくる怪物と戦いつつ、脱出の糸口を見つけるため森を奔走します。
また、夜を乗り越えるためにアイテムを揃え、拠点を万全な状態にしておくことも重要です。
夜は、拠点で敵からの襲撃に備えなければなりません。
バリケードを張り巡らしたり罠を仕掛けたりして、敵を迎え撃ちます。
明かりがないと霊魂のようなものに襲われて抵抗もできず死んでしまうので、昼のうちにガソリンを充分に用意しておく必要あり。
扉や窓から容赦なく侵入してくる怪物に慌てることなく、冷静に的確に対処することが求められます。
夜になる前に拠点に戻らないといけないというプレッシャーが、
そして、戻っても迫りくる怪物たちとの籠城戦を繰り広げないといけないという緊張感が、
異なる恐怖のメリハリを生み出しています。
この昼と夜のプレイパートの違いが、本作のサバイバル感を極限まで高めている最も重要な特徴です。
最初は難しいですが、慣れてくると楽しくなります。
(慣れても難しいですけどね…)
キノコでパワーアップ!?
キノコを集めエキスにして体内に注入すると、主人公を強化?可能です。
一定時間スタミナ消費なしで走ったり、周辺の視界を広げたりできるスキルを取得できます。
なぜ?が付いているのかと言うと…
強化するスキルを一つ取ると、同時に、主人公を弱体化させるスキルも取らないといけないからです。
あれ?むしろ弱くなってない?このスキルいる?
という状態になります。
得体の知れないキノコを使う副作用だとしか思えません。
そのうえ、スキルは1日に1回しか使えないものがほとんど(しかも短時間)。
対して、弱体化スキルは恒常的なものばかり。
でもこれこそが、Darkwoodらしいと言えるのかもしれません。
スキルを取得してもサバイバルが大して楽にならないのです。
もちろん、巨大化したり空を飛んだりできるようにはなりません。
主人公の鈍重さと敵の素早さ
主人公の移動速度は非常に遅いです。
それに加えスタミナがすぐに切れるので、徒歩と走行を交互に繰り返して移動しないといけなくなります。
一方、敵のスピードは非常に速いです。
主人公が走っていても難なく追いつかれて攻撃されます。
特に犬の速度は凄まじく攻撃も当てにくいため、最後まで苦労しました。
スタミナが切れたときにちょうど敵に襲われると、こちらに強力な武器がない限り、ほとんどの場合何もできずに死亡します。
周囲を常に警戒しながら敵の視界外に外れつつ探索しないといけません。
敵を倒すとスキル強化の元となるアイテムをゲットできますが、前述の通り、主人公を強化してもあまり意味がないため、無理して敵と戦う必要は全くないです。
(武器も極力節約しないといけないですし)
ただし当然、敵がいなければ探索が楽になります。
逃げるか戦うか、そこを考えるのもサバイバル感を味わえる楽しさの一つでしょう。
リアルな音
本作は、森を歩いているだけでびっくりすることが多々あります。
突然、「パキッ!」と木の枝を踏んだ音が鳴るんです。
そのリアルな音だけで、びっくりすると同時に「今、この森を歩いているんだ」という感覚に深く陥ってしまいます。
枝を踏む音だけでなく、
床が軋む音や雨音、犬の遠吠え、夜の襲撃時の扉や窓を叩く音など、すべてがリアル。
美麗なグラフィックのホラーとはまた異なる恐怖感が音で再現されています。
バリケードがぶち破られそうになる音を聞きながらじっと夜が明けるのを耐え抜く時間は、焦燥感に駆られながらもどこかワクワクするような高揚感さえ感じられるほどです。
BGM含めホラー好きにはたまらないサウンドが集まっています。
不気味な森の住人たち
本作の魅力は、間違いなく彼ら、不気味な森の住人たちです。
異様なビジュアルのキャラクターしか出てきません。
キャラの多様性と絵の不気味さが相まって、世界観を強烈に確固たるものにしています。
腕や目が微妙に動く立ち絵もすばらしいです。
彼らと協力、もしくは、敵対しながら物語は進行していきますが、
「言葉が通じない人間との会話ってこんな感じなんだろうな」という気持ち悪さも味わえます。
(ビジュアル以上にある意味では気持ち悪い)
キャラクターの中には物資を交換できる商人もいるので、有効活用しましょう。
朝だけ拠点に現れてくれます。
ちなみに、誤って商人を攻撃すると即死するので気を付けたほうがいいです。
(絶対に攻撃しないほうがいいです。絶対に。)
陰鬱で陰惨な物語だが…
全編に渡って暗い本作。
タイトルにふさわしいといえばそうなのですが、どこかコミカルな要素もあります。
愛着が湧きそうで湧かないキャラクター、
不気味すぎて悲惨すぎて逆に愛おしくなるキャラクター、
造形美に優れているキャラクター、
そして、
森からの脱出を貪欲に目指す主人公。
彼らがいるからそう思えるのかもしれません。
ストーリー進行のヒントが少ないうえ、限られた時間内(昼)に物語を進める必要があるため、難易度はホラーゲームの中でも高め。
しかし、メモや日誌を頼りに森の中を探索し、少しずつ少しずつ徐々に徐々に脱出の糸口を掴んでいく、森の出口に近づいていくのは、
主人公との一体感を存分に堪能できる絶妙なバランスになっています。
サイレントヒルのレッドピラミッドシングやバブルナースなど、不気味なクリーチャーの造形に惹かれることがしばしばある方は、本作への適正は申し分なしでしょう。
物語や難易度など各要素の感想
若干ネタバレを含むかもしれないので注意。
夜について
このゲーム、夜が非常に長いです。
「早く夜明けろ…」「朝来てくれ!」と願いながらプレイしたゲームは本作がおそらく初。
怪物たちの襲撃が容赦なさ過ぎて笑っちゃうレベルなんですよ。
バリケードとかガンガン壊してくるし、棚やタンスで塞いでも簡単に押しのけてくるし、とにかく夜が忙しい。
でも、それが楽しいんです。
毎回あの手この手で拠点に侵入しようとしてくる怪物たちに加え、電気が消えたり物が勝手に動いたりポルターガイスト的な現象も起こしてきます。
怪物はもしやエンターテイナーか?
物語の終盤にいたっては、バリケードしてしまうと逃げる場所がなくなって逆にピンチになることも。
毎晩、本当に飽きさせない展開を繰り広げてくれます。
工夫がすごいです。
人を怖がらせようという思いやり(ホラーの本質)を垣間見れますよ。
夜の乗り越え方
序盤はバリケード張って、棚やタンス、バスタブですべての入り口を塞ぎ、怪物たちに動かされてもすぐに戻せるように掴んだまま待機しておけばどうにかなります。
私はわざわざ他の廃墟からタンスを引っ張ってきたりしていました。
(まあ、後半になると棚やタンスは一瞬で粉砕されますが…)
夜を乗り越えるとお金が手に入るので、極力生き延びたほうがよいでしょう。
そのお金で商人と新たに物資を交換できて有利にゲームを進められますし。
しかし、実は夜に死んでしまってもあまり問題ありません。
お金は手に入りませんが、怪物たちとの戦闘を避けることでアイテムを節約できるからです。
あと、ロードしなおすと、敵の襲撃パターンが変わって楽になることもあります。
どうしても夜を乗り越えたい時は試してみてください。
武器について
銃をガンガン打てるようになるのは、終盤になってからです。
弾もなかなか集まらないため、普通のホラーゲームみたいに主力武器にはなりません。
最初は釘を打ち付けた板が主力武器になります。弱いです。すぐ壊れます。
なので、火炎瓶を常時持っておくといいかもしれません。
(火炎瓶はどのゲームでも役立つなあ)
私の場合、もったいない症候群が発症して銃の弾を温存しすぎた結果、余りまくったままクリアしてしまいました。
(せっかくの銃を連射するチャンスが…)
もっとここで銃を使えとばかりのボスらしいボスがいてくれたら最高だったかな。
スキルについて
このゲームのスキル、ほとんど意味ないのが逆に面白いですね。
わずか数十秒スタミナ消費なしで走るれるようになるスキルを得ると(しかも1日1回)、手が震えて照準が定まりにくくなります、とか。
木を食べて体力回復できるようになるスキルを得ると(しかも超少量)、被ダメージ時に慌てふためくようになり視界が狭くなります、とか。
これほどスキルアップが意味ないゲームは珍しい(笑)
しかも、スキルの詳細は後から一切見れません。スキル名だけが日誌に並びます。
体力やスタミナ上限を上げるスキルがあっても良かったのでは?
あ、いや、ありました。一つだけ体力上限が上げられるスキルがあります。体力が2から2.5になるスキルが!
アイテムの喪失
死ぬとアイテムの半分を失って、拠点に戻されます。
アイテムは死んだ場所に残されるので、取り戻すことは可能です。その点は良心的。
が、スキルを取得するためのキノコは腐ってしまいます。
腐るとスキルのためのエキスにできません。なんということだ!
あ、でも、スキル別にいらないから問題ないのか。そうだった…。
(キノコ以外に敵の肉塊でもエキスを抽出できます)
それよりも、敵が大勢いる場所で死ぬと、ひたすら死に戻りを繰り返すことになるのが問題です。
なので、裸で特攻してアイテムだけ取り戻してすぐさま逃げるという、臆病なのか勇敢なのかよく分からない賭けに出る必要があります。
面白いですね。
難易度について
ノーマルで一通りプレイしましたが、ノーマルだとは思えないくらい難易度が高いです。
敵のすばやさに反比例した主人公の戦闘能力。
詳細なことを一切教えてくれない他キャラクター達。
後で見返すと何のことだったかわからないくらい抽象的な日誌をつける主人公。
そのうえ、肝心なことは書き留めない主人公。
謎解きというほどの謎はありませんが、
考えなしにプレイしているとおそらくすぐに詰まります。
ヒントが少ねぇためです。
私は毎晩プレイしていたので、なんとか忘れずにクリアまで到達できましたが、
「ちょっと忙しくて1週間空いちゃった」となると、ほぼ確実に「これ次何すればいいんだったっけ?」となるでしょう。
できればクリアまで毎日やることをおすすめします。
でないと簡単に積みゲー行きです。
世界観について
Darkwoodの手加減のないダークな世界観は今となっては貴重です。
プレイ中は常に、
とにかくひたすらに暗く陰鬱な沼の中に浸ってるような気分になります。
必死に空気を求めて水面目指して藻掻くかのような息苦しさが付き纏います。
早く森から出たい!という気持ちが恐ろしく主人公とシンクロするのです。
ビジュアルとサウンド、そして、見下ろす視点が、上手く噛み合っているがゆえに起こる現象でしょう。
この何とも言えない不安感・不安定さは、サイレントヒルの裏世界に酷似してる気がします。
ああ確かに、「サイレントヒルの裏世界を彷徨い続ける感じ」が一番近い表現ですね。
敵について
怪物のバリエーションも豊富です。
特にいいなと思ったのが、自分の腕をもいで投げつけてくる怪物、蜘蛛人間。
腕が何本も生えているクソキモイモンスターです。
的確に主人公に投擲してくるのが非常にウザいです。
特に手を焼いたのが、赤チョンパーという頭の裂けた狂人。
犬の速度で襲い掛かってきて、棚やタンスを一瞬で破壊する攻撃力を持ち、ハンドガンの弾を何発も撃たないと倒せない体力を誇る、おそらく本作最強のモンスター。
夜の籠城戦ではこいつが入ってきた瞬間に、
「あ、今夜はもう生き残るの無理だな」と諦めていました。
本作に登場するこれら怪物たちや森の住人たちを超絶グラフィックの3Dで表現していたら、恐ろしくて誰も森から脱出できないかもしれません。
でも、いつかそういうゲームをプレイしてみたいですね。もうあるかもしれませんが。
エンディングの安堵感
これほどまでに家に帰ってきたことに幸福感を覚えるのは、たぶん小学校の時に3泊4日のキャンプに無理矢理行かされ帰ってきたとき以来。
森を抜けて自分の部屋に帰ってきたときの主人公の気持ちと私の気持ちは間違いなく一致していました。
そもそもこういったホラーゲームの場合、家に帰れるかどうか自体予想がつかなかったので、その点の素直さは評価すべきだと思います。
変にひねくれた展開ではないのが、これまでの苦労に見合うプレイヤーへの対価として適切だからです。
ここでもし、家に帰れなかったら、もしくは、家まで森に浸食されていたら、
プレイ部分とエンディングが押し並べて一様になり、メリハリがつかず、明暗と静動の境界が曖昧で、クリア後の充実感が無に帰していたことでしょう。
エンディングが複数あるらしいので、帰れないエンディングもあるかもですが。
久々にクリア後の充実感がものすごいゲームでした。
まとめ:『Darkwood』を終えて
PS4に発売されるまで存在すら知らなかった『Darkwood』。
ジャケットを見た時の直感が見事当たり、その意味でも安堵しています。
ジャケットに惹かれて「どんなゲームだろう?」と気になっている方はぜひプレイしてみてください。
インディーゲームなので、価格も安いですしね。
家に帰る安堵感を味わいたい方にもおすすめ。
ホラーらしいホラーの名作です。
以上、『Darkwood』のレビューでした。
プラチナトロフィー取得しました(ネタバレ注意)
なんとかプラチナトロフィーを取得したので、それぞれ簡単に取得の際のポイント(攻略情報)を紹介します。
攻略見ても動画見ても、結局、自分がミスったら終わりというトロフィーが並ぶので骨が折れました。
PS Plusでのバックアップは必須です。バックアップしないとほぼ不可能でしょう。
(念のため自動バックアップを切っておくことをおすすめします)
邪悪に安眠なし(No Sleep For The Wicked)
キノコで能力アップした後の夢で出てくる、ブラック・チョンパーを倒すと取得できます。
必要なエキス量が2400くらいの時にランダムで、森の中で目覚める夢になります。
森の中で目覚めたらその時点のデータをバックアップしてください。これで安心して挑戦できます。
(普通に進めるとチャンスが1回しかないので)
カラスが飛び回った後で、ブラックチョンパーが出現。
うまく回避しながら攻撃を当てます。
(攻撃はL2で構えてR2のプライマリーアタックのみ使用)
コツは一度攻撃を回避した後に、L2で構えチョンパーが噛みついてくる軸から横にスライドしながら、攻撃を避けつつすれ違いざまに振りかぶった攻撃を当てる感じです。
これは繰り返してタイミングを掴むしかありません。5回ほど攻撃すると倒せます。
ちなみに最初の攻撃以外は正面から攻撃しても避けられるので、最初の1回は正面からぶち当てましょう。これであと4回になります。
死んだらすぐさまメインメニューに戻ってください。
私はこのトロフィーの取得に4時間かかりました笑。
アクションが得意な方なら、何の苦も無く取得できるかと思われます。
海外の方が動画を上げてくれているので参考にしましょう。
自制心(Willpower)
音楽家に鍵を渡して、列車にいる医者に会いに行きます。
すると注射を打たれて幻覚を見ます。幻覚内でモンスターから逃げ切れると取得。
バックアップしてルートを覚えましょう。
エンターテイナー(Entertainer)
チャプター1で手に入れる鍵を音楽家に渡して音楽家ルートに入ると、チャプター2の後半でウルフに拠点が荒らされます。
保管箱にメモがあり、それに従い製材所に向かいます。そこでウルフたちとの戦いに勝ち残ると取得。
あらかじめ戦闘エリアにトラバサミをいくつも仕掛けておきます。
(5個もあれば足りるかと思います)
罠に誘導し攻撃を繰り返せば倒すのは簡単です。
このトロフィーもチャンスは1回なので、バックアップは取っておきましょう。
ブラック・チョンパーに比べれば簡単でした。
罠を使わなければ、実質取得不可能なトロフィー。
慈悲深き者(Merciful)
木を燃やさずに脱出する隠しルートですが、非常に難しいです。
海外の方の動画を参考にしていましたが、PS4版は仕様が異なっているためか、出る予定のない場所でガンガン敵が出てきました。
Steam(PC)より、日本語PS4/Switch版のほうがはるかに難易度が上がっています。
地下に降りた時点でバックアップしましょう。
鉄の扉を閉めると戻ることができません。チャンスは1回です。
キノコ?に覆われたレバーがあるので、攻撃すると胞子が飛び散り、夢モードに入ります。
道なりに進んでいくと、プロローグの医者の家に出ます。
電気をつけアイテムをとると、ブラックチョンパーが出現。
全部無視してバリケードを乗り越え逃走します。
洞窟内のルートは繰り返して覚えるしかありません。
PCではモンスターが出ませんが、PS4では出ます!そのうえ、夜に出てくる赤黒い霊魂も追いかけてきます!
こちらは武器がありませんので、ひたすら逃げてください。
ルートを間違うと、ほぼ生還不可能です。
奥にたどり着くと、祈りをささげる女性がいます。
ここでしばらく待ちます。
すると、木の一部が顔になり、大きく口を開きます。
2回目の口が開いた時点で、走って通り抜けましょう。
そのまま進むと音楽が止みクリアです。
これも武器が制限されている状態でのトロフィーです。
もしバックアップできなかったら、またストーリーの最初からですよ?
こんなのトロフィー取得させるつもり絶対無いに違いありません。
まとめ2:プラチナを取得して
私が取得するまではプラチナ取得率が0%だったのが、取得後0.2%になりました(9月16日現在)。
1.0%未満のトロフィーなんて初めての取得です。まあ、このインディーゲームをそこまでやっている人がいないからでしょうけど。
(単純に考えると、PS4日本版をプレイしているのが500人でプラチナ取得したのが私1人だけだと、0.2%になりますね)
バックアップが取れなかったら、このゲームのプラチナは最初から諦めていたでしょう。
ワンミスでまたプロローグからやり直しとか笑えないレベルの苦行ですからね。
正直、この類のトロフィーはちょっと頭おかしいんじゃないかなと思います笑
しかし、苦労してでもプラチナを取得したくなるクオリティのゲームだったのは間違いありません。
1周目に比べると、動きが最適化されて、夜の籠城戦もさほど苦戦しませんでしたし、ゲームバランスが非常によく考えられてるなと改めて気づきました。
エリアにストーリーやトロフィーとは関係ない要素がたくさん散りばめられているのも、世界観に奥行きが感じられる良いポイントだと思います。
唯一の不満点は、持ちうるすべての武器を駆使して戦うようなボスがいなかったことですかね。
そこだけは拍子抜けした感じです。トロフィーも制限ありの戦いばかりでしたし。
まあ実質、夜の籠城戦がボス戦のようなものなのでしょう。
「サバイバルホラー」とジャンルされるにふさわしい『Darkwood』
久々に満足の行くゲーム体験ができてよかったです。
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