感想&評価『Battle Chasers: Nightwar』をレビュー~ターン制バトルが面白い海外産JRPG~

バトルチェイサーズナイトウォー感想評価レビュー

『Battle Chasers: Nightwar(バトルチェイサーズ:ナイトウォー)』(PS4)をクリアしたので、どんなゲームなのか紹介しつつ、どういうプレイヤーに向いているのかを含めてレビューしていきます。

本作は、ターン制バトルにアニメーション演出、個性的なキャラクターにダンジョン探索と、古き良きJPPG愛にあふれる「海外産JRPG」

ハマる人にはとことんハマる昔のRPGが好きだった方に馴染みやすいゲームです。

価格に対する満足度が高く、知名度の低さがもったいないなと思わざるを得ない完成度となっています。

PS4、Nintendo Switch、XboxOne、Steamでプレイ可能。

プレイ時間:75時間


『バトルチェイサーズ:ナイトウォー』軽く紹介

洋ゲーでは珍しいターン制RPG

『Battle Chasers: Nightwar(バトルチェイサーズ:ナイトウォー)』は、90年代に人気だったアメコミをオマージュしたRPGです。

原作者は日本のゲーム・アニメ・マンガ文化が好きらしく大きな影響を受けているようで、今作にもなじみ深い要素が盛りだくさん。

  • クラシックなターン制バトル
  • アクション要素は一切なし
  • 剣、魔法、銃、機械などTHEファンタジーな世界観
  • 個性的なキャラクターたち

このようにJRPGスタイルな珍しい洋ゲームとなっています。
じっくりダンジョン探索していく昔ながらのRPGなので、アクション要素が苦手な方でも十分に楽しめるはず。

登場するプレイアブルキャラクター6人はどれも個性的で、捨てキャラは一人もいません。
(不愉快な言動をするキャラクターがいないのがGOOD!)

また、アニメーション作画やキャラクターのモーションが非常に美麗で丁寧。オープニング、必殺技カットシーンは必見です。

昔のRPGが好きな方はもちろん、昨今の反射神経を求められる大作アクションゲームに疲れた方にもおすすめします。


良かった点

画の雰囲気もいい感じです

程よいバトル難度

手ごたえのあるバトル

雑魚敵でもなかなかにHP、攻撃力が高く一戦一戦しっかり戦わないと負けてしまいます。
中盤以降は、先を見越した行動選択が必要になってくるほど。バフ・デバフがとても重要。

ランダム生成のダンジョン

入るたびにエリアが変更になる(組み合わせが変わる)ダンジョン探索が本作の醍醐味。
敵の数が多く、最奥のボスにたどり着くまでにはなかなかに骨が折れます。
が、途中でダンジョンを出てもそのままの状態でセーブされるため、全滅しても再探索の労力はかかりません。ここは非常に助けられた仕様でした。

最初のボス戦

ボスは倒れる演出にまでこだわりが見られます

ギリギリで倒せるボス

レベリングせずに各ダンジョンのボスに到達すると、いい感じに苦戦できます
(というより、こちらのレベルが高くなると、レベルの低いモンスターから経験値を得られない仕様なので、あまりレベル上げできないのですが…)
全力を尽くして辛勝する感じがなんとも心地よい達成感を味わえます。

アニメーション演出とキャラクター

ガリーとカリブレット

最後まで少年疑惑が拭い去れなかったガリー

派手なバトルエフェクト

攻撃が敵にヒットするたびに重量感のあるサウンドとコントローラーのバイブレーションが発生するおかげで没入感がアップ。
一つ一つの動きに重みがあります。
バーストという必殺技のアニメーションは必見です。各キャラクターの特徴が現れたカッコいい演出となっています。

バーストアビリティは必見

各キャラ3つのバーストアビリティがあります

個性的なキャラクターと意外な能力

主人公っぽい少女・ガリーはスピードアタッカーではなく、意外にも超タンク型。
味方への攻撃をすべて受け止める優秀なガードマンの役割を果たします。

一方、いかにも攻撃的な感じのロボット・カリブレットはなんとヒーラー。
味方の回復・補助に優れたスキル・アビリティばかりを習得します。

など、それぞれキャラが立っていて非常に面白いです。
固定の3人を育てるのではなく、6人全員を使ってみるのをおすすめします。

随所にあるJRPG愛

原作コミックの宣伝

原作の画集を釣り上げることもできます笑

ミニゲームの釣りやモンスター図鑑、バトルアリーナなどの寄り道要素もさることながら、このゲーム。発売当初から日本語音声付という、JRPGを非常にオマージュした作品となっています。
日本ではパッケージ販売もなく、正直知名度がなさ過ぎて売れるかどうかもわからないのにも関わらずです。
ここまでこだわったゲームがこの価格でプレイできるとは、昔では到底考えられません。
日本発売だったら普通にフルプライスであっただろうと思います。
知名度の低さが惜しい作品。


気になった点

ランダムイベントも発生します

ランダムイベントも発生するダンジョン

1バトルが長い

敵の体力が非常に多く、バフ・デバフで苦しめてくるため、戦闘が長引くことが多いです。
(雑魚敵に10分以上かかることも…)
○ボタン連打で勝てる相手が少なく、ダンジョン探索中は何回も休憩を挟みたくなります。
しかし、回復を怠ってテキトーにやってるとすぐに味方がやられてしまうので目を離せません。毎回同じモーションを見るので飽きてくる要因に…。

モーション・移動が遅い

フィールド画面

バトルが長くなる要因の一つにモーションが遅さがあります。
ダンジョンを移動するのも、戦闘の際の攻撃モーションもすべて遅いです。
(もちろんSFCのドラクエ5よりははるかに速いのですが…)
仲間だけでなく、敵のモーションもすべて眺める必要があるため、プレイ中は少し退屈になってしまいます。

ダンジョンが長い

おまけに、探索必須なダンジョンが必要以上に長いです。
エリア分岐が多く、敵も多いため、とてつもなく時間がかかります。
ボス討伐まで含めるとゆうに1時間は超えるので、アクションゲームとは別の疲労感に襲われることも少なくありませんでした。

エフェクトが派手でGOOD

戦闘は慣れると楽しいのですが…

レベル上げがしにくい

レベルを上げてからダンジョン探索すれば疲労感は限りなく減らせますが、本作はレベル上げがしにくい仕様になっています。
パーティよりレベルが低い敵は経験値が著しく低くなり、差が大きくなると一切もらえないのです。
必然的に強い敵と戦わざるを得なくなります。
(ドラクエで武器と防具を完璧に揃えてから次の町に向かってたタイプの方には合わないかもしれません笑)

翻訳がバラバラ

キャラの口調が統一されてなかったり、スキル名がカタカナだったり日本語だったりします。
日本人が翻訳していないのかも…?
バーサーク⇔ベルセルク
ウィル⇔意志
出血⇔ブリード
などなど、スキル説明を読んでも?が浮かぶことが多々ありました。


まとめ:時間に余裕のあるJRPG好きな人におすすめ

宿屋とダンジョン入り口でパーティキャラ変更可能

収集要素も含め丁寧にプレイしていたら、ラスボス撃破まで70時間オーバーもプレイしていました。
同じことの繰り返しが逆に安堵感を覚える状態になると良い感じにプレイできるようです。

この点が一番JRPGっぽいと言えるかもしれません。

キャラも良く難易度もそこそこあり、バトル演出も派手で非常に楽しめました。
(移動と攻撃モーションがもう少し速ければ完璧だったのになあ…)

そこも含めて、骨太な古き良きターン制JRPGをプレイしたい方(&時間に余裕のある方)におすすめです。

ストーリー的には前後関係が不明な感じで消化不良になります。
原作を読まないとわからない部分が多く、すっきり解決はしません。
ただ、原作を読んでみたいという気持ちになるくらいにはハマることができたので、十分満足です。

もっさり感をなくした続編が出るのであればぜひプレイしたいと思います。

ステータス画面ガリー

これだけ楽しめる作品がなんと定価3,500円ほどで、セール時には1,000円くらいになります。
たまにセールで登場するので気になった方はぜひプレイしてみましょう。
(パッケージ輸入版にも日本語音声・日本語テキスト付なので、こだわりがあるかたはそちらをおすすめ)
値段以上の満足感は間違いなく味わえるはずです。


以上、『Battle Chasers: Nightwar(バトルチェイサーズ:ナイトウォー)』のレビューでした。



トロフィー・攻略に関してはこちら

https://battlechasersnightwar.gamepedia.com/Battle_Chasers:_Nightwar_Wiki

https://www.trueachievements.com/game/Battle-Chasers-Nightwar/achievements

日本語解説サイトはほぼないので、こちらを参考にしましょう。
これでプラチナトロフィーも取得できるはずです。

最難関トロフィー「大物ハンター」について

「ビースト大百科の収集率が100%到達」とは、
モンスターリストをすべて埋めるだけでなく、

  • ビーストボーナススキル
  • 現在の知識レベル(紫色のバー)

もMAXにする必要があります。
(ドロップの???は埋めなくてもOK!)
これに気付かなくて非常に時間を無駄にしました…

今のところ2周目をクリアするトロフィーだけを残した状態。また時間があるときに2周目をやろうと思います。(もう疲れたよ…)