感想『親愛なる僕へ殺意をこめて』をレビュー~物語も画力も完成度の高いサスペンス漫画~

「親愛なる僕へ殺意をこめて」評価感想レビュー(無料)

ハイクオリティなサスペンス漫画『親愛なる僕へ殺意をこめて』を読了したので、ネタバレなしでレビューします。

私にとっては珍しい、新刊が発売されるたびに買い揃える漫画の一つでした。

先日11巻で完結したので、感想をまとめつつ本作の魅力を紹介します。
サスペンス系統の作品が好きな方なら、楽しく読めること間違いなしです。

一切前知識なしで読みたい方はこれ以上読み進めることをおすすめしません。
サスペンス・ミステリー作品では当たり前のことですが、読む前にいろいろ知ると魅力が半減しますからね。

少しでも興味を持たれた方はさっそく読んでみましょう。

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あらすじ

親愛なる僕へ殺意をこめて感想

以下に、1巻を読めばわかる段階のストーリーを紹介します。

あらすじ(軽いネタバレ注意)
20歳の大学生・浦島エイジは、ある朝目覚めると、同じ大学でミスキャン候補と噂される美女・雪村京花が隣で寝ていた。京花がいうには、エイジから告白されて、二人は付き合っているのだという。エイジには直前の数日間の記憶がなく、まるで日付が飛んだような感覚に陥る。付き合い始めた経緯こそよくわからないものの、エイジは京花との関係を受け入れ、彼女と交際することにした。
数日後、自宅に帰りついたエイジたちを、エイジの過去につきまとう雑誌のライターが待ち伏せていた。ライターは、エイジが15年前の女子大生連続猟奇殺人事件の犯人である「殺人鬼LL」・八野衣真の息子であるという秘密を、京花にバラしてしまう。だが、京花は「お父さんはお父さん、エイジ君はエイジ君」と、その事実さえも受け入れてくれたのだった。そして、童貞のエイジが京花と初めて結ばれようというまさにその時、エイジは思いがけない言葉を彼女の口から聞く。「何言ってんの、昨日も“した”じゃん。」……そう、日付が飛ぶ現象が、またしてもエイジの身に起きていたのだ。この出来事と前後して、周囲の友人たちから、身に覚えのない自分のおかしな行動を次々と指摘されるようになり、エイジは不安を感じ始めるようになっていく。
そんなある日、エイジは、同じ授業を受けている無口な女子・真明寺麗から、自身に「二重人格」の疑いがあることを指摘される。困惑するエイジに、麗はエイジがこのまま殺人鬼の息子である事実に立ち向かおうとせず、そこから目を逸らして逃げ続ければ、いずれ取り返しのつかない大変なことが起こるだろうと警告する。
すると、その麗の警告が的中するかのように、エイジの部屋の押し入れからは、数千万円もの大金と血まみれの金属バットが見つかる。そして、まるでエイジの父・「殺人鬼LL」の起こした凶悪事件を模倣したかのような、女子大生・畑中葉子が惨殺される事件が起こる……。

引用:Wikipedia

まあ、『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、最後のオチさえシャットアウトすれば致命傷にはなりませんので、大丈夫…かな。

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画力も物語も完成度の高いサスペンス漫画

非常に好きなジャンルの漫画です。
絵もうまいし、伏線も巧妙だし、キャラも良い。

ミステリー小説やミステリー映画でしか味わえない、伏線回収の鮮やかさを楽しめます。
とにかく漫画として完成度の高い作品。

ミステリー、サスペンスが好きな方に是非お勧めしたいです。

見どころ

伏線回収の鮮やかさはもちろんですが、
今作の見どころは伏線や謎よりも、「主人公の葛藤」だと思います。

世間は父が残酷な殺人鬼だと信じて疑わない。
だが、そんなはずはない!あの優しかった親父が!

主人公エイジは父親の無実を証明するため過去と真実に立ち向かいます。

最初のイメージでは本当に冴えないそこらにいそうな大学生でしかなかったエイジ。
しかし、真相に近づくほど成長していく彼の姿は、画力の凄さも相まって、鬼気迫るほどの迫力を持ち始めます。

彼の凄絶な過去の体験は、普通の生き方をしてきた人間には、同情することさえもままならないでしょう。

1巻から最終巻に至るまで、無駄な描写が一切ありません。
非常にまとまりがあって読みやすいです。

私は、1巻ごと発売されるたびに読んでいましたが、間をあけずに最初から最後まで一気読みしたほうが間違いなく没入感は増します。

特筆すべきその画力

怒りや憎しみの表情が特にすばらしいです。
真に迫る感情の発露がストーリーに真実味を持たせ、フィクションとしてのクオリティを極限まで高めています。

そして何よりも、「画が見やすい」というところが一番のポイント
ゴチャゴチャとした絵がないので、するすると読み進めていけるのです。

「気づいたら1巻読み終えてた」現象に毎巻陥っていました。

作画の伊藤翔太氏は、これが連載デビュー作らしいですからなお驚きます。
この絵のクオリティでこういったサスペンスミステリー系統の作品をもっと読んでみたいものです。

今後の活躍を期待している漫画家の一人。
今作もいつアニメ化・映画化してもおかしくないでしょう。

欠点を挙げるなら

気になったところを挙げるなら、伏線回収が鮮やかすぎて予定調和に感じてしまったことですね。

犯人への足掛かりになるようなトリックの伏線は、読者に対してほぼ提示されません。
そのため、誰が犯人かを推理する楽しみ方はできないでしょう。

基本的には、主人公の活躍を見守るストーリーになっています。

漫画というよりは、内容的にもドラマや映画に近い感じ。
小説1巻でまとめてくれるとありがたいストーリー展開です。

だから、全巻まとめ読みするのがやはりベストだと思います。
うーん、私も一気読みしたかったなあ。

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kindleで全巻購入もいいですが

親愛なる僕へ殺意をこめて全巻ジャケット

ジャケットを一覧できるのが一番のメリットかな

私はkindleで全巻購入しましたが(その価値は間違いなくありました)、
正直、kindle本は紙の本と値段があまり変わらないため、高く感じますよね。

そのため今の時代は、レンタルしたほうが確実にリーズナブルです。
全11巻を1,000円ほどで読めて安いですし、貸出期間も2週間あるので、問題なく読み終えられるでしょう。

場所を取らないし、紙で読めるし、最近はほんと便利ですね。
大学生時代なんかは部屋に漫画が大量に溢れてたのを思い出します(引越しの時非常に苦労しました笑)

まあでも、今すぐ読みたい作品であれば、やっぱりkindleがいいのかな。

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