『ゴッドイーター3』感想&評価~お手軽だけど操作はややこしい~

ゴッドイーター3

『ゴッドイーター3』(PS4)をクリアしたので、感想と評価を書いていきます。

過去作品はいまいちハマらず飽きたのですが、今作は最後までプレイすることができました。

プレイ時間:40時間(ストーリークリアまで)

5、6年前にPS3で出ていれば評価は高くなったはず

確かに面白い。面白いんだけど、それ以上にどうしても不快な点が気になり続けるちょっと残念なゲーム。
ゴッドイーター3を総評するならこうですね。
いくらでも改善できそうな点があるのに、ほったらかしにされている印象があります。
もっと面白く快適にできるだろうに、どうしてしないのか。
うーん。

では、各ポイントごとに、私が感じたままを評価していきます。

キャラクターに関して

主人公

私がこういったアクションゲームに求めることは、お気に入りのキャラクターを作れるかどうか。
キャラメイクのできるゲームは、その愛着度で面白さが大幅に変化しますよね。
多少ゲーム自体がつまらなくても、自分のキャラクターが気に入ればいつまでもプレイしたくなるものです。

このゴッドイーター3においては、その基準をギリギリ満たしてくれたのではないかと思います。
髪型や顔が過去作に比べて少ないようですが、その点はあまり気になりませんでした。
アニメ調のキャラメイクはあまりやったことがないからかもしれません。

ゴッドイーター3主人公

ただ、服の種類が少ないのは非常に残念です。
防具で見た目が変わらないのだから、もっとかっこいい服やネタ服を用意すべきでしょう。
ましてや、似たようなデザインのものが何種類もありますし…。
色はカラーパレットから選べてもいいのでは?

それから、イベント中にもっとしゃべってくれ、と思わずにはいられませんでした。
最後のほうで急にしゃべりだすから、今度は逆に
「え、今の誰?だれがしゃべったの?」
「しゃ、しゃ、しゃべったっーーーーー!!ええええ!?」
となってしまったほど(笑)
要所、要所でもっとセリフがあってほしかったです。

仲間たち

ゴッドイーター3クレア

日本のアニメキャラクターって絶対一人か二人、クセの強いのがいますよね。
特徴付けのために訳の分からない言動したり、無駄に大きな声で騒ぎ立てたりだとか。
とにかく不快になるような。

でも、このゴッドイーター3にはそういうキャラいません。
むしろ、おとなしすぎるくらいでした。
みんな素直。裏表のない癖のない良い人ばかり。
この点はほんとによかったと思います。

アクションに関して

ゴッドイーター3アクション

以前プレイしたゴッドイーター2RBでは、どうにもハマることができず15時間くらいでやめてしまった記憶があります。
ジャンプしたときにふわっと飛んだり敵に攻撃が当たってるかどうかわからなかったりだとか、おそらく、重量のないアクションが合わなかったせいでしょうね。基準がモンハンになってしまっているせいもあるかもしれません。

その点、今作はきちんと重量を感じられました。
走ってる感と攻撃を当てている感があるのはアクションの必須条件でしょう。
そこは私としては気に入っています。

しかし…

アラガミの動きが速すぎる

視界から消える動きをするモンスターばかりなので、本当に疲れます。
ターゲットカメラがまともに機能してくれればもう少し楽になるんでしょうけどね。

攻撃と回避のバランスが悪すぎるのです。
メリハリがないため、派手な割に単調なアクションを強いられます。
ひたすら防御してしのいで、わずかな隙に攻撃し、運よくダウンすれば畳みかける。
その繰り返しです。

一度ソロでプレイしてみるとわかるのですが、開発者はまともに戦わせる気がないのでしょうか。
普段は仲間が優秀だからなんとか勝てているものの、ソロだと本当にずっと相手のターン。
コンゴウが一番わかりやすいです。隙がほとんどありません。
(個人的にはハバキリより戦いにくいですね)

後半の乱戦はほんとにひどい。

回避ができない

ステップができますが、回避ではないので、相手の攻撃を避けるには攻撃範囲外に逃げるしかありません。
個人的に一番致命的な点だと思います。
相手の攻撃をうまく回避できるようになるという上達感がまるでないのです。

おまけにモンスターはほぼノーモーションで攻撃してくるので(それも広範囲)、「そろそろ攻撃してくるな」と思ったら、盾で防御するか距離を置くかしないといけなくなります。
バトルのテンポが実に悪い。だから、ごり押しプレイが最適解になってしまうんですよね。
8回までやられてもいい、というのがごり押しに拍車をかけてしまいます。

ボタンの同時押しが面倒

コマンド入力が何かと同時押しばかり。
もっとシンプルにできないものかと何度も思いましたね。

キーコンフィグがもっと自由にできればなあ。

ストーリーに関して

ゴッドイーター3ストーリー

ずっと牢獄でミッションを受け続けるのだとばかり思っていましたが、あっさり抜け出して拍子抜けした感は否めません。
途中まで盛り上がりにも欠け、「クリサンセマムの鬼神(笑)」状態だし、特に何も印象に残らずに終わるのかなと思っていました。

ところが、なんだかんだ結局エンディングは良かったです。(さすがフィム)
不快なキャラクターがいなかったおかげでしょう。
ストーリーを最後まで見るかどうかでこのゲームの評価は変わってくると思います。
アクション面だけ見たらほとんどの人がつまらないと言うかもしれませんが…

個人的にはもっと陰鬱な物語で、最後のほうでようやく牢獄を脱出し、自由と希望を手に入れるために戦い始める、みたいな感じのほうがよかったかな。
モンスターがいるのに、結局人どうしで争う話好きじゃないんですけどね。

うまくいきすぎてカタルシスが足りない。


評価まとめ:時代遅れ感あり もう少し早く発売していれば…

ゴッドイーター3

ゴッドイーター3を端的に言い表すなら…

説明の足りなすぎるゲーム。
開発者は本当にプレイしたのか疑問に思うゲーム。
昔の作品のリマスターじゃないの?と言われても否定できないゲーム。

という感じでしょうか。

すばらしい点もあるし面白い点もあります。
だから最後までプレイできた訳ですし、まったくもってつまらなかった、おもしろくなかった、クソゲー、とは言えないです。

でも、どうにも不快な点が多すぎるんですよね。どうしても気になってしまうんですよね。
もっと時間をかけて作れば大作になるはずなのに、非常にもったいない。

これからアップデートをどんどんしていくみたいですし、評価は一転するかもしれません。
が、現状では時代遅れの凡作という評価しか下せません。

フィムがいなかったら最後までプレイしていなかったかもです。


以上、『ゴッドイーター3』のレビューでした。